自然とともに、すくすく。のびのび。
三重県四日市市の
小川の流れる幼稚園です。

4月の聖句

今月の聖句

「その人は流れのほとりに植えられた木」

旧約聖書 詩篇1篇3節

 

4月の聖句

 各地からの美しい花便りと共に、新年度が始まりました。可愛いお子さまの御入園・御進級おめでとうございます。さあ、皆さんと共々に明るい一歩を始めましょう。

 詩人は、詩篇1篇1節で「その人は…幸いである」と歌い出します。そして、3節で「その人は流れのほとりに植えられた木。…時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、そのなすところ皆栄える」と続きます。
日本は全国どこに行っても豊かな水に恵まれ、緑の草におおわれ、木が育ち、花が咲いている国ですから「流れのほとりに植えられた木」といっても、感覚はピンと来ない、あるいは実感の湧かない風景かもしれませんね。地球上の陸地の3分の1は沙漠、または半砂漠の国です。そして今も尚、沙漠化が日毎に進んでいる状況の中で、「水」の問題も、緑化への関心も国際的に大きな研究課題なのです。

 私(園長)は、60歳代の後半まで30年近く沙漠に木を植えるボランティア活動に参加してきました。沙漠で一本の木が水を得て活着(根付く)し、ましてや葉を繁らせ実を結ぶということが、いかに大事業であり奇蹟に近いことであるかを身をもって感じてきました。沙漠地方を旅しますと、緑のあるところには必ず流れがあり、湧水のオアシスに出合います。そこに必ずラクダをつなぎ、水を飲ませ休憩をとります。水こそ命であり、憩う場であるのです。

 神のことばは、いのちの水として私たちの魂を活かし、人生を生きる活力となります。神さまが共にいて下さるまきば幼稚園は、流れのほとりに植えられた木の園であり、園児ひとりひとりは実を結び、祝される豊かな人生が約束されています。神さまに愛され、神さまの力によっていのちが育まれていくのです。最近の教育界のはやり言葉で表現すれば、「自己肯定感」をもち、祝福を受け栄える存在(自己(セルフ・)効力(エフィカシイ)期待の在る)です。

 私たちの園の教育目標(理念)は、「いのちといのちの繋がりの中で生きる喜びを子どもたちへ」です。神さまが創造された植物界・動物界のいのちはすべて連なりがあり、そして私たちのいのちも関わっています。一本では木は育ちません。私たちは中国の恩(おん)格(かく)貝(ばい)に500万本の植樹を達成しました。結果、夜露を呼び、大地は水分を貯え、鳥が来るようになりました。そのフンから、雑草が育つようになり、虫が育ち居付くようになりました。いのちといのちの関わりが、鎖が出来たのです。園児は自然と関わりながら、いのちの連なりを見つけるために、友だちと庭で遊び、野で、山で、川で、海で、多くの「いのち」にふれ、交わりながら人生のひとこまを豊かに楽しみ、花を歌い、小鳥を歌って神さまを讃美します。

 今年もいのちの躍動する素晴らしい園生活を楽しみましょう。お父さん、お母さんも一緒になってすべての行事を楽しんでください。平安の多い日々でありますように!

 

園長 山田 昭和